コンサルはバカでもいい。なぜなら顧客はもっとバカだからーー コンサルタントはなぜクソ役立たずなのか Part2
クソ役立たずなコンサルは多いが、それでもそんなクソコンサルをありたががる経営者は掃いて捨てるほどいる。なぜか。 非常に単純な話、クソコンサルでも改善できるくらい、相談する側の会社のレベルが相当低いから。たとえば「会社の中できちんと挨拶ができない」とか「帳簿がどうなってるのかまったくわからない」とか「どんぶり勘定で言われるがままに経費を支払ってる」とか「保険に一切入れてない」とかそういうレベルの会社がこの世の中にはゴロゴロ存在する。
偏差値60とか70の高い人たちにとっては「コンサルとか言ってるけどあいつら偏差値40じゃん」ってなるんだけど、そのコンサルが相手してるのは偏差値30とか「名前書くだけで受かる高校に名前書かれへんくて落ちた」ような人だったりする。
以前大学院にいたとき、法学も進化論も量子力学も歴史も詳しいしラテン語もドイツ語もフランス語もできるしもちろん専攻の哲学や論理学もやばい!って先生が「ぼくはバカだから」って言ってて「は???」って思ったら「アリストテレスやライプニッツの言ってることが全然理解できなくて」とかで。比較対象がアリストテレスならそりゃ「バカ」だってことになっちゃうよなと。クソコンサルはこれの逆をやっている。